貯金は支出と収入のバランスを見直すことから始めましょう
老後のために貯金をしたいのに、中々お金が溜まらないと嘆いている方も少なくありません。
貯金は無理なく出来る方もいれば、貯金をするための環境が整っていないという方もいますので、貯金をするためにはまず、自分自身のお金の生活をしっかりと考えてみることが大切です。
まず貯金は、収入と支出をしっかりと把握することから始まります。
毎月いくら収入があり、毎月支出がいくらなのか、具体的な金額を把握しないと、自分がどうして貯蓄が出来ないのか、判断が出来ないためです。
基本的なところではありますが、まずは収入と支出を知るために、ノートなどに毎月の収入と支出を書き出すところから始めましょう。
まずは、月々の基本収入を記入し、その次に、水道ガス光熱費、通信費にその他雑費など、毎月必ず発生する支出を記入します。
そのうえで、レシートなどを見直して、毎月その他の買い物にいくらかかっているのかを判断し、支出の統計を出してみることが大切です。
日頃の生活に無駄はないか、ライフスタイルの見直しをする
ノートにある程度収入と支出を書き出すことが出来たら、ライフスタイルの見直しを行っていきます。
最も多いのが、コンビニなどに立ち寄ってちょっと買い物をしてしまう、特に必要の無い日用生活品を買って結局使わないまま無駄になっている、などです。
一つ一つはこまごまとしていても、まとまると結果として非常に大きな出費になりますので、こうしたこまごまとした、出費をしないでも良い部分がいくらになっているのか、まずは見直してみましょう。
こうした出費が無い場合は、どこでお金がかかっているのか、削れる部分が無いかどうかなど、根本からチェックすることが大切です。
水道代や電気代が平均に比べて異様に高いなど、ちょっとした節約をするだけで、長い目で見ると大幅な節約になることもあります。
生活に支障をきたさない程度に、自分のライフスタイルを見直してみることが、貯蓄をするためには必要不可欠です。
大きな買い物をするときは貯蓄のチャンス
こうしたライフスタイルの見直し以外にも、ライフイベントがある際には出費を抑えるようにしましょう。
例えば、結婚式や葬儀、車や住宅の購入などが人生の中でも大きな買い物と言えるでしょう。
特に住宅購入は、マネープランに大きな影響を与える大きな決断になりますが、判断基準が非常に多岐にわたるので、いろいろな業者に話を聞くのがいいです。
特に一戸建てを建てる場合は、間取りの広さからドアノブまで、決めなければいけないことが多くなります。細かいところにこだわりがなければ、ある程度決まった様式の中から好みのものを選ぶ、セミオーダー形式の住宅がおすすめです。セミオーダーなら価格もローコストに抑えられます。
私も家を建てる際には、セミオーダーのローコスト住宅を選びました。春日部にある祖父の土地を相続したので、春日部のローコスト住宅業者モクハウスに行き、スタッフの方に相談に乗ってもらった記憶があります。
セミオーダーなので自由度が低いと思っていましたが、こだわりたい部分はこだわることができたので、結果としてフルオーダーメイドの住宅にしなくて良かったと思います。
収入を増やすのも一つの方法
支出がどうしても減らないという場合は、収入を増やせないかを検討することも重要です。
夫婦共働きにしてみたり、パートの時給がより高い所を探してみたり、いらない洋服などを売って収入にしたりなど、現代において、収入を増やす方法はいくらでもあります。
支出がどうしても減らせないというようであれば、貯蓄をするために、根本的な収入を増やすべきということも、視野に入れておきましょう。
最終手段、給与天引き貯金
どうしても貯蓄を出来ない、お金はある分だけ使ってしまうという場合は、毎月強制的に積み立てを出来る、積み立て貯金を行うのも一つの方法です。
給与から自動的に天引きされるタイプの給与天引き貯金などであれば、給与が振り込まれた瞬間、自動的に貯金分を天引きしてくれますので、気が付かないうちに貯蓄が溜まっていたということも多いでしょう。
貯蓄をするのが難しいという方の場合は、こうやって強制的に貯金を出来るプランに切り換えることも大切です。