40代から考えておきたい老後の生活とこれから

40代から考えておきたい老後の生活とこれからのこと

体が資本、健康は日々の積み重ねが大切

40代になると20代に比べ、どうしても体に衰えを感じ始めます。
筋肉の衰え、物覚えの悪さなど、若い頃はすぐに出来ていたことが出来なくなるような、もどかしさを感じ始める年代です。
そういった年代に差し掛かったからこそ、自分の生活を暮らしやすく出来るように、工夫を取り入れることが重要と言えるでしょう。

まず、お風呂場やトイレ環境に関してです。
年齢を重ねれば重ねるほど、トイレが近くなる、お風呂に入る際の寒暖差が堪えるようになりますので、自分が暮らしやすく、体に負担がかからないように、工夫をしていきます。
お風呂に入る前は、湯船の蓋を開けてお風呂場を温めておく、トイレから近い場所を寝室にするなどの工夫をすることで、ストレスを軽減しやすくなるでしょう。

体の変化に合わせて、環境も変化させることが、暮らしやすい環境を作るうえで大切です。
40代のうちから少しずつ変えていくことで、急な環境の変化についていけないと言うような事もなく、自然と溶け込みやすくなるでしょう。

次に、運動をする、食生活の見直しをして健康を見直すことも大切です。
普段からお酒を大量に飲む、暴飲暴食をすることが多いという方などは特に、年齢と共に体に負担がかかり、体調不良の原因に繋がります。

40代になったくらいから徐々に生活環境を見直すことで、無理なく環境を整えていけますので、加齢とともにストレスを感じることが少なくなるでしょう。
毎日お酒を飲んでいるという場合は、週に二日は休刊日を作るなどするだけでも、大きな進歩です。
また、塩分が濃い食事ばかりしている、外食ばかりしていて栄養バランスを考えていないという場合は、この年代から少しずつ、食に関しての見直しをしていくべきでしょう。

子供からの独立、親から学べることを学んでおく時期

子供はいつまでたっても自分の子供。
ですが、いつまでも何でもかんでも率先してやってあげるようでは、子供は育ちません。
出来ることはどんどん子供にもやらせるように心がけ、少しずつ、基本の家事の仕方を教えていくようにしましょう。
子供からの独立をしていくことも、この年代の務めになります。

また、自分の親御さんから、資産管理をどうしているのか、普段作っている料理の作り方など、学べることをしっかりと学び、受け継いでいくことも大切です。
もう少し上の年代になると、親御さんも介護世代に突入し、十分に教えてもらえなくなる可能性がありますので、出来るだけ早めに、40代頃からこうしたことを学んでおくと、何かと役立つでしょう。
普段親御さんと話す機会が少ないという方は特に、コミュニケーションの一環にもなりますので、出来るだけ色々と話をすることが大切です。

夫婦二人の関係性を維持するための努力を行う

定年まじかになると、子供がもうすぐ独立を迎えるというご家庭も増えますが、お子さんが独立をしてから夫婦二人きりになった時に、喧嘩が絶えない、いさかいばかりが起きて熟年離婚に繋がるというご家庭も少なくありません。
40代頃になって、子供が少しずつ自分の手を離れ始めた時から、夫婦で共有できるような事、一緒に楽しめる時間を作るようにしていきましょう。

夫婦二人の関係性を維持するための努力を始めることも、この年代ならでは。
共通の趣味を持つ、一緒にデートをする回数を増やす、二人で話す時間を増やすなど、色々な時間を増やしていくことで、お子さんが独立をしてからも、仲睦まじく、楽しく過ごせるようになります。